地震大国・日本において、住宅の耐震性能は最も重要な性能のひとつです。
北部九州にも複数の活断層が存在し、いつ大地震が発生しても不思議ではありません。
松建では、最高等級である耐震等級3を基本とし、長期優良住宅の取得にも対応した構造設計を行っています。
耐震ボード「ダイライト」と筋交いを併用し、壁芯率・偏心率を計算し、建物形状に対してバランスの取れた耐震構造としています。
長く安心して住み継げる住まいであること。それが松建の考える構造です。

松建では、建物底面を一体の鉄筋コンクリートで覆う「ベタ基礎」を採用しています。
建物の荷重を面で支えることで、不均等沈下を抑えます。また、地面からの湿気を遮ることで、構造材の劣化を防ぐ効果があります。
木部への侵入経路が少なくなるため、シロアリ対策にもつながります。
基礎は一度コンクリートを打設すると、あとからやり直すことができません。
そのため、施工前の確認と現場管理を大切にしています。
配筋やかぶり厚さを確認・記録し、防湿フィルムの破れを点検・補修。打設前には清掃を行い、異物が残らないようにしています。
見えなくなる工程こそ、丁寧に積み重ねています。
松建では、耐震構造としてダイライトを採用しています。
ダイライトは耐力面材として建物の強度を高めるだけでなく、住まいの性能向上にも役立つ素材です。
松建では、法律基準に加えて、筋交いについて次のような取り組みを行っています。
① 樹種について
法律で筋交いの樹種指定はありませんが、松建では「米松」を採用しています。
米松は一般的な杉材と比べ、曲げ強度・圧縮強度・ヤング係数(たわみにくさ)が約1.3〜1.5倍高い傾向があります。
壁倍率が同じでも、材料自体の剛性に余裕を持たせることで、構造全体の安定性向上につながると考えています。
② 筋交いの寸法
告示仕様は「45×90mm以上」ですが、松建では「45×105mm」を採用。
断面積は約17%増え、耐力にも余裕が生まれます。小さな差の積み重ねが、建物全体の強さを支えます。